新潟県中越地震
○2004年10月23日 新潟県中越地震 M6.8
新潟県のほぼ中央に位置する小千谷市を震源として発生した直下型の地震です。
同市南東に位置する北魚沼郡川口町では阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)以来9年ぶりとなる最大震度の震度7を観測しました。
震源の深さが地下20kmと非常に浅いため、大きな有感地震が続きました。
新潟県では、本震発生後2時間の間に3回の震度6(弱が1回、強が2回)、地震発生日に計164回の有感地震、翌日も計110回の有感地震を観測、その後も余震が続き、10月31日までの間に計600回、11月30日までの間に計825回の有感地震を計測しました。
小千谷市、十日町市、長岡市、見附市周辺で、高齢者や子供を中心に51名が死亡(2005年10月16日時点)、4,794名が負傷、避難した住民は最大で約10万3千人(10月26日)を数えました。
家屋の全半壊はおよそ1万6千棟に上り、一部で火災が発生したものの、瞬間的に阪神・淡路大震災を越えた規模と比べれば被害ははるかに小さくすみました。
山間部で人口が密集する都市が少なかったこと、豪雪地帯のため雪に押しつぶされないよう建物が頑丈に作られていたこと、また小千谷市などでは阪神・淡路大震災以来災害に備えた街づくりを進めていた事などが、被害を抑えた要因だといわれています。
一方、山崩れや土砂崩れなどで鉄道・道路がいたるところで分断されました。
2004年は、7月13日に新潟県地方で大規模な水害が起こり(平成16年7月新潟・福島豪雨)、また夏から秋にかけて台風が過去最多の10個上陸するという、例年にない多雨に見舞われた年でした。
このため、元々地滑りの発生しやすい地形であったところに降雨によって地盤が緩み、それが地震が発生した際に多くの土砂崩れを引き起こしたものと思われます。
地震発生当時、幸いにも水位が低かった為に被害は発生しませんでしたが、信濃川の堤防の一部にも亀裂が生じました。
電気・ガス・水道・電話・携帯電話・インターネットなどのライフラインが破壊されたほか、新潟県への電話が集中したため、交換機が輻輳し、発信規制がかけられました。
また、山間部へ続く通信ケーブルや、その迂回路も破壊され、外部からの情報にも孤立する自治体が出ました。
(『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用・編集しています)
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